

STAKEOUT 張込
張込とは「一定の場所に待機して見張ること」とされています。
さまざまな状況はありますが、現実には一定の場所に一定時間待機すると不審者扱いされるなど難しい場面に直面することがあります。
特に張込時間が長くなるにつれて困難さが増していき、調査が表立つのを避けながら張込を続けていかなければなりません。
このため張込位置の選択が重要となり、できるだけ複数地点の張込位置を確保し、周辺環境を考慮しながら、対象者はもちろん第三者にも悟られない周囲に溶け込むような張込を行うことになります。
時には対象者の退出地点が視認できない難しい状況もあるので、退出経路の通過を複数個所で張込むような場合もあります。
このように張込とは一定時間待機して見張るための「持続力」と、周辺環境を把握する「観察力」そして対象者の移動時における「集中力」が重要となり、対象者の滞在状況を観察しながら、その始動を確実に捕捉し、尾行に繋げる重要な要素であることは言うまでもありません。
SHADOW 尾行
尾行は探偵業務の中に於いて最も躍動的なシーンとなります。秘匿に対象者の行動を確認するためには、その動きの数倍の労力を費やして追跡を行います。とくに対象者との適切な距離は重要になり、状況によってその距離は変化します。加えて、対象者の移動手段や周囲に対する警戒度によって調査員の人数や装備等を準備し、あらゆる状況を想定したうえで現場に臨まなければなりません。
徒歩尾行の場合の適切な距離感、車両尾行の場合は運転テクニックの技術と経験、さらに広範な視野と臨機応変な対応が重要となり、的確な状況判断とこれらを支える体力が必要になります。複数の調査員で構成された尾行調査になると、高い熟練度と共通の意識や意思疎通を図らないといけません。尾行中は息つく暇もなく集中力を持続し、次々と変化する周辺環境に対応しながら、対象者の監視を行い、立寄り先や接触人物等の確認を行います。
このため、依頼者との綿密な打ち合わせや事前情報をできるだけ集めて準備することが大切となり、調査実施日には期待に応えられるように活動します。対象者の何気ない挙動に振り回されることもありますが、要所となる行動を嗅ぎ付け、重要な情報を収集します。
SHOOTING 撮影
撮影は探偵業務の活動中、常に必要とされる要素ですが、張込、尾行、撮影、これらがひとまとまりとなって行動確認調査となり、撮影された画像や動画によって私たちの活動は証明され、それらはすべて資料や証拠となります。
張込に於いては、通常の撮影に加えて望遠レンズを利用する撮影や、Wifiやネットワークを利用した遠隔監視を行い、尾行に於いては、目視確認を経ない撮影テクニックや、偽装カメラを利用した周囲に溶け込んだ撮影等、必要とされるスキルも多くなり、いかなる場合でも僅かなシャッターチャンスを逃すことなく撮影を完了させます。中でも夜間撮影や暗視撮影については撮影機材に対する十分な知識と熟練度が必要になります。
撮影機材の性能に結果が左右されることもあることから、常に進化し続ける最新機材の情報をチェックしつつ必要とあれば導入し、その整備も怠りません。
ビデオカメラ、デジタル一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、偽装カメラ等、複数の撮影機材を自在に操り、常に撮影のタイミングを計りながら張込や尾行を行い、あらゆる決定的な撮影を行うことで、依頼者が納得のいく業務を目指しています。